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zoom RSS TERADA闘病記 第1回

<<   作成日時 : 2016/04/10 00:13   >>

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CANCER <入院前日>

2011・05・11  
3つ目となる病院での検査。

黄疸が白眼にも、はっきりと出ている状態だったんだが、その時のオレには、いまいちピンと来ていなかった。

2週間ほど前に、身体の気だるさと、いつもとは比べ物にならない疲労感があり、食後には決まって吐き気、さすがに歩くのさえ辛くなってきたもんで、病院に足を運んだってわけ。

バイト先で仕事中に病院を検索して、見つけた近くの病院にね。

その時の検査結果は、十二指腸潰瘍・膵炎・胆石が併発してるっていうことだったわけ。

その後、薬を飲んでいたものの体調が良くなる兆しもなく、その旨を医師に伝えると、近くにある、もう少し大きな病院での検査が必要ということで、別の病院を紹介してもらった。

その紹介してもらった病院で、2日前にも検査をしてきたのだが、それでも原因が特定できないとの事で、この日の検査ってわけだ。

どうやら胆管が詰まっているのではということなんだが、それが…石なのか、はたまた腫瘍なのかということが、ポイントのようだ。

この検査結果を、消火器内科の副部長が確認してくれているわけだが、
「この若さで何故だろう? 理由が分からないな」
そんな言葉をくり返し、首をかしげる。

となりで聞いているオレの方が、たまったもんじゃないってば。

医師が言うには、
「腫瘍か、石かは、検査入院してみないと分からないですが、今の状態でも充分に重症だから、即入院してください」

医師は続ける
「腫瘍が悪性ならば 癌ということにはなります。」

その言葉に動揺を隠せない自分がいた。

それでも現実を受け入れる以外になかった。

とにかく入院という経験がなかっただけに、こりゃ大そうな事になってきたぞってな感じで、入院手続きを済ませ、重たい足取りで病院を後にした。

オレに即入院と伝えた、副部長の口から出た言葉からは、一片の希望すらも見いだせやしなかったもんで、なんともいえない、すっきりしない気分だった。

たった、ひとことの心のケアがあっても良いだろうにさ。

自分を元気付けるためにというか、ふざけんなっていうか、なんだか複雑な気分を引きずりつつも、立ち寄ったのは、ケンタッキ―フライドチキン。

だって当分、食べられないだろうさ〜(笑)

急遽入院が決まり、入院の準備も当然必要なんだが、とにかく入院するまでの時間がない。

いま現在の状況と、最低限の打開策を照らし合わせ、カオス状態の頭の中を整理しようと試みる。

もちろん 20年近く世話になっている、バイト先にも連絡しなくては…

そんでもって、オレは…バンドマン。

決して有名ではないし、ちっとも売れちゃいないが、あらかじめ決まっているスケジュ―ルってもんがある。

現時点で入院期間は不明だし、はっきりと病名が出ているわけでもなく、手術をするか否かも確定していない。

なんと伝えるべきか困惑したが、放っておくわけにはいかない。

ライブハウス、イベンタ―、ライブ当日に同じステ―ジに立つ予定だったバンドマンに連絡をして、自身のブログにも伝えられる範囲での現状を記した。

入院前日の、その夜は、オレがVOCALであるバンド、REBEL★ACTION(レベルアクション)の、スタジオリハ―サルの日だった。

ずいぶんと激しい雨が降り続ける夜だった。

スタジオに行き、メンバ―に状況を伝えた、連絡事項もあったもんでね。

なんだか、あちこちに連絡することだけで、手いっぱいで落ち着く暇なくベッドに転がった。

おかげで落ち込む時間さえなかったよ。

真夜中、不意に目が覚めるまではね。


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