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 REBEL★ACTION  TERADA 

 1995年 3月21日 初ステ−ジ 以降、 
 幾多の、メンバ−チェンジを経て、現在に至る! 

 現在進行形の、 
 挑み続ける・・・アティテュ−ド! 
 R★A SOUL NEVER DIE 
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TERADA闘病記 第33回

2018/08/10 08:10
RISING SUN 〈 試合開始 〉



八月十日、ビッグマッチ開始前に、ステージ衣装ならぬ手術着に着替える。

足には、白鳥の湖でも踊りだしてしまいそうな、白色のストッキングを着用。

ストッキングは、どうやら血栓防止のようだ。

そして、試合前に、もういっちょ〜オプションが用意されていた。

出ました〜浣腸です。

恥ずかしいとか、そんな戯言は一切不要です。

ナチュラルにされるがまま。

これが一番なんです。

しかも、コイツは…かなり効くぜ。

効くヤツだぜ。

看護師の方には可能なかぎり5分くらいは、我慢してくださいと言われたんだが、かなり即効性のある、手強いヤツだったもんで、1分も無理でした〜(泣)

そんなわけで思い残すことなく、スッキリ万全の状態だ。

オレの手術は、膵臓、胃、胆のう、胆管、十二指腸を切り、小腸で繋ぐといった具合だ。

膵頭十二指腸切除術というものだ。

車イスを押され、手術室に向かう。

さすがに、これまでとは違う緊張感が、オレを包み込む。

しかし、昨日、挨拶に来てくださった看護士さんが、声をかけてくださり、なんだか、いくぶん落ち着いた。

手術室に入ると、もう信じて、任せる。

それだけだ。

もちろん信じるとは、医師だけじゃない。

自身の生命力ってもんも信じてやるわけさ。

横たわって、あっという間だった。

背中から麻酔が入ったことすら覚えていない。

「背中から注射するまでは眠っていないはずだから、痛ければ言ってくださいね」
と、あらかじめ聞いていたんだが、
「背中から注射します」
この言葉以降は、一切記憶がない。

「終わりましたよ」
その声で、6時間後、眼が覚めた。

手術後、ずいぶんと寒気がしていた。

激しく震えていた。

寒さで震える、自分の振動が身体に響いて痛かったくらいだ。

電気毛布をかけてもらったのを覚えている。

たんや、せきをするのが、たまらなく辛く、痛かったのも、強烈に覚えている。

このとき、本当の闘いは手術後なんだと知った。

両腕には、もちろんだが。

尿道や、背中、首筋、胃のあたりに、チューブがあり、酸素マスクをつけている。

確かに不自由ではあるが、「生きている」ってことを実感したのは、言うまでもない。




RISIG SUN 〈 HELLO 〉



手術成功の翌日、まるで生まれ変わったかのような、清々しさと、朝の眩しさに、目が眩む。

……なんてわけねぇーよ。

痛くて、痛くて、たまんないよ。

傷口なのか、腹の中なのか分かんないけど、まったくもって、とにかく痛い。

座っても、寝ても、なにしても痛いもんだから、しかめっ面しか出来ないときたもんだ。

しかしながら、とにかく始まった。

始まりやがったんだよ。

命拾いした、オレの人生がな。

ガタガタ抜かすな。

ありがたすぎる命だぜ。

感謝しきれないから、記しておこう。

乱暴に、猛々しく殴り書くんだ。

オレの新たな始まりを。

ありがとう!

生きてるぜ、オレは。

何度でも言ってやる。

ありがとう!

生きてるぜ、オレは。

大声で叫んでやりたい気分だよ。




STANDING ON THE EDGE



とりあえず、ここいらで、おっぱじめようぜ
余裕なんてあるわけないぜ
迷わず とにかく巻き返す
そりゃ、根拠のない自信は、木っ端微塵に砕けたぜ
役にも立たない 半端な強がり、
そいつも しっかり テンカウントさ

見慣れた、この街で声を枯らす
かすれた口笛は、繰り返す
明日が欲しけりゃ 急げとな。

STANDING ON THE EDGE
息を切らしながら、
とびきりのシャウト
ガケッぷちで、いつものロックンロール
なめんじゃねぇーぜ、たぎるような オレのSOULを。

裏切り、後悔、妥協に、挫折、
あわてふためき、よろめきながら、
これが人生ってなもんよと…うそぶく 

錆びつくだけのプライドなんて
とっとと捨てちゃえ、捨てちまえ
叶わぬ夢でも、ささくれだった指先、
そいつを伸ばせ

STANDING ON THE EDGE
コレ 見よがしにやる
4カウントのROCK
ギリギリの場面からが、ショータイム
ふざけんじゃねーぜ、終わりなんて誰が言った

STANDING ON THE EDGE
息を切らしながら、
とびきりのシャウト
ガケッぷちで、いつものロックンロール
なめんじゃねぇーぜ、たぎるような オレのSOULを。

どこまで行けるか、オレを知りたいのさ
どこまでやれるか、オレに賭けたいのさ



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TERADA闘病記 第32回

2018/07/10 20:20
RISING SUN 〈 入院前日 〉



入院前日、玉井先輩( gangsters )が、顔を見に来てくれた。

先輩の家からは、2時間くらいかかるはずなんだけどさ。

ほんの短い時間であっても、オレの…これからを描くには充分な力をもらった。

どうやら先輩のバイト先の店長さんも、オレと同じ病気で。

しかも発見された状況も、ほぼ同じってな感じ。

その店長さんも、最初に行った病院ではなく、転院しての手術のようだ。

顔も見たことないし、オレよりも随分と年上だろうけど、もう仲間だね。

いや〜なんかさ、そんな気分になっちゃうもの。

昼からは、父親と、叔父の見舞いに行く。

しかし、夕方から激しい眠気に襲われた、疲れやすくなっているのかもしれないな。

少し、ゆっくりしようかと思っていると、MATSUDA来襲。

まるで泊まっていきそうな勢いだったが、さすがに入院前日ということで自粛したようだ。
(さすがに当たり前か)

あつかましいくらい、行き過ぎなくらいに見えかねない奴だが、うすら寒い奴なんかより、よっぽど人間味があって素敵だね。




RISING SUN 〈 8月8日 リターン 〉



叔母に世話をかけ、車で病院まで送ってもらう。

そう、今日から病院ライフ第二章ってなもんだ。

入院の手続きなんかで、40分待機。

そんでもって病室にチェックインするやいなや、間髪入れずに眠気がきた。

病院が、落ち着く体質になってしまったのだろうか。

いつでも熟睡可能な状態だ。

ところが、そんな呑気なことばかり言ってられない。

主治医からの説明もあれば、麻酔科の医師からの説明もある。

手術に関する説明を聞いていると、大変そうだよな〜ってな、他人事じゃいられなくなってきた。

さすがに、しっかり緊張し始めたもんね。

こりゃ〜ヤバイゼ。

本気だぜ。

ひとしきりの説明が終わると、当分の間、厄介になるマイルーム(大部屋ですが)を、例のごとくカスタムする。
 
しかし・・・なんだろう。

なんなんだろう?

とにかく眠い。

眠すぎる。

体温を計ると、平熱より少し高かった。

風邪?

さほど気になるほどではない程度なんだが…




RISING SUN 〈 前夜祭 〉



翌日にせまった手術にむけて、必要なアイテムの説明なんかを聞く。

T字帯(ふんどし風)やら、腹帯(手術後、お腹とガーゼを保護する役目)、あと、もろもろを準備。

ばい菌が入らないようにと、ヘソのゴマを消毒された。

ヘソ下に申し訳なさそうに生息していた、2本ほどの体毛も、カットされた。

そして手術前日の儀式として下剤が登場。

1リットル用意されている。

迷うことなく飲み干すしかないが、なかなか手強いね。

風呂上りに、スポーツドリンク感覚で飲むことにした。

いや〜気分的には、すすまないけど、飲むしかないからね。

午後からは禁食ということで、点滴で、しっかりフォローアップ。

そうこうしていると、麻酔科の医師や、明日、手術室で御世話になる看護士の方が、丁寧に挨拶に来てくださった。

手術の際、全身麻酔時に救急救命士の方が、気管挿管を行う実習を承諾したもんだから、救命士の方も来られたしね。

まるで病室が楽屋みたいなもんだ。

なんつってな アハハッ

明日、朝、八時三十五分から手術開始だ。

麻酔は背中からも、チクリ入れるみたいだな。

手術が終わったら、チューブだらけなんだろうな。

それにしても、バイトにも行かず、バンドも止まった、この状態に少し慣れてしまった感があるな。

いままでみたいな生活に戻れるのかな?

いや、体調じゃなくてさ。

気持ちの話ね。

オレの、ナイーブな部分のね。

なんだか、ダメな自分が顔を出す。

これからオレ、どうなっていくんだろう?

どんな風に生きていくんだろう?

…なんて、ベッドに転がり考えたのも束の間。

しっかり風呂上りの下剤が効いてきやがった。

8回ばかし、WCへと往復ダッシュを決めて落ち着いたが、手術前夜に、最後の難関が待っていた。

そんなに、しんどいわけでもないのに、熱が三十九度二分まで上昇。

しかも、なかなか下がる様子がない。

風邪だと思いきや、どうやら胆管炎ではということだった。

熱が下がらなければ、明日の手術も延期ってことになる。

祈るような気持ちだったが、解熱剤の効き目があり、朝、起きた頃には熱も落ち着いていた。

こういう状態を予想していなかっただけに、熱が下がらなけりゃ手術が受けられないぞ〜ってな、なんだか手術が恋しいような気分にもなったね。

だって、明日に照準を合わせて、ゴクゴク下剤も飲んでるわけだしね。

やっぱり挑む気持ちに水差された感じになるもんね。

こんなふうに手術が受けられないかもって雰囲気が漂うと、むしろ手術に対して、ウェルカムな姿勢になれるよね。

いや本当にさ。

それにしても変な夢をみた。

いつまでたっても、どれだけ歩いても手術室に、なぜか辿り着けない…そんな夢だ。

ライブ前日に、ライブ会場に辿り着けない夢をみるようなもんだな。

まぁ、なんせ一大イヴェントってことだけは間違いないね。


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TERADA闘病記 第31回

2018/06/10 12:00
情熱の詩 〈 眠れない夜 〉



8月に突入したと思った途端に、深夜3時、悪寒のせいで目が覚める。

時間が経つにつれて、徐々に頭痛や、熱っぽさも、感じ始めてきた。

熱を下げるために、市販されている冷却シートなんかも、使用してみるんだが、38度5分まで、熱が上がってからというもの、なかなか熱が下がらない。

右肩や、膝の痛みも、倦怠感というよりは、はっきりと痛みとしての自覚症状がある。

医師から、白血球が減少して、免疫力が低下するから、風邪は大敵と言われていただけに困ったね。

普段なら、風邪ですんでも、いまの、オレの状態は、一気に肺炎まで引き起こす可能性もあると言われていただけにね。

氷枕なんかも使用して、今朝には熱が下がり安心したんだけれど…

あらっ、あきらかに体温が低い。

なんでか、体温が低い。

オレの平熱は、36度5分…にも関わらず、35度6分 ???

明らかに低い。

ツボ押しや、半身浴なんかで、基礎体温を上げて、免疫力を上げるようにしていたはずなのに。

とにかく、本日4度目の検温だ。

病院より検温しているな〜、まったく。

なんだかんだで、やっとこさ 午後4時半、平熱にカムバックしておりました。

うん。よかった。

しかし、待ちくたびれたな〜。

そろそろのはずなんだが。

父親は、昨日連絡があったんだけどさ。

いやね、今日あたり、再入院の電話連絡があると思っていたもんでさ。

さっきかかってきた電話は、太陽光発電の勧誘だったしな。

もうすこし待ってみるか。

背中の痛みなんかも続いているから、むしろ連絡を歓迎したいくらいなんだがね。

荷造りは、ぬかりなく済んでいるんだけどね。

なんせ、今回の再入院に備えて、生まれて初めて、電気カミソリを投入するからな。

いまどきは、シェーバーって言うんだっけな。

とにかく、オレは、いつだってOKさ。




情熱の詩 〈 手術日決定 〉



今年の夏の、一大イヴェントが間近に迫ってきた。

本日、八月五日 金曜日 遂に連絡があり。

週明けの、八月八日 月曜日に再入院。

八月十日 手術と決まった。

とにかく残り数日間、身体を温めることに没頭しようと、まずは足湯だ。

腹部、太ももには、サランラップで完全防備だ。

単に、ダイエットの効果を期待しての作戦ともいえるが、でも「冷えとり」は、身体に良いと聞いているからね。

自宅療養で、たるんでしまった身体も何とかしたところ。

存分に、序盤の足湯で汗をかいてから、半身浴を開始。

じらして、じらしてからの波状攻撃で、畳み掛けるわけだが、効果を確認するまでに、入院というメニューが用意されているだけに、一時、断念せざるを得ない。

しかし、おそらく手術後は禁食になるであろうと考えると、あれこれ実践するよりも、ダイエットには禁食が最も効果的なはず。

いや、本当 辛いけどさ〜(笑)

まず、日常生活ではトライ出来ないからね。

点滴ありきでの話だからさ。

まっ、そこで調整していきますか。

もちろん、すべてが上手く進む前提での話なんだけどね。

いや、実際、それ以外は考えていないしね。

病は気からって言うじゃない。

本当、そうだと思うんだよね。

治してやるぜってな気概がないとね。

そこから闘病が始まるんだからさ。

もちろん、己との闘いは、いまに始まったことじゃないけどさ。

なんつってね〜(笑)

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TERADA闘病記 第30回

2018/05/10 12:00
情熱の詩 〈 日常的咆哮 G 〉



相変わらずというか、いつの時代もそうなんだろうけどさ。

いるんだよな。

存在してんだよな。

生きる権利を与えたくなくなる、そんな…クソがさ。

少年法も凶悪犯罪の増加で、近年も数回にわたり、一部改正が行われているはずだが、それにしても、ふざけた奴等の多いことよ。

自転車に乗った複数のガキが、ロープを手にして左右に広がり、通行人の首や、腹に、ロープ引っ掛けるという事件に関する記事が載っていたんだが、どうやら、ガキ共は、ロープ引っ掛けた際に、驚いて倒れる様子が楽しかったなどと、ほざいてやがるとのこと。

自分の親父と同じくらいの年齢の人に対してだよ、よく出来るもんだよね。

さぞかし、たいそう立派な大人になるでしょうよ。

そんな奴等の名前なんて公表してやれば良いんだよ。

顔も出してやれってーの。

しょうもない面を、ガンガン晒し者にしてやりゃいいんだよ。

もし、自分の親が同じ目に合わされたらとかさ、そういう行為をすることで、自分の家族が悲しむだろうなとかさ、そういう想像が出来ないんだもんね。

そんな奴等は、ノーフューチャー。

はい。いりません。

未来、必要ありません。

それでも未来が欲しければ、それ相当の努力してください。

こんなスタンスでいいんじゃないの。

いままでから、こういう事件があると、TVに出演している方々が、「未来ある少年少女だから」と、コメントする姿を観かけてきたんだが…

自分の家族や、関係する誰かが被害にあっても、同じこと言えるもんなのかな?

人の痛みを分からない身勝手な真似をした奴が、同じ過ちを犯した場合に、はたして、擁護した、自分の吐いた言葉の責任をとれるのかなって、ずっと疑問に感じてきたんだ。

過ちを犯した、ガキのアホ面を載せるのが無理というなら、そんなアホに育てた、バカ親の面を載せるってのは…どうよ?

そうやって、せめてもの親の責任ってのを、とらしてやればいいんじゃないのかな〜。

複数での仕業の場合、ひとりあたりの責任みたいなのも薄れてそうだしね。

そういや、自動販売機でジュース買っていたら、同じくらいの年齢の女性に笑われた気がしたから、腹が立って、よく似た女性に背後から近づき、腹いせに髪を切ったっていう事件も、新聞に載っていたな。

それも、2人の女性の髪を切ったんだってさ。

いや〜まいっちゃったよ。

笑った本人に対してじゃないのね。

よく似ているからってさ〜  

oioi(オイオイ 注・マルイではない)笑われた気がしたからってだけで、バカなマネされたんじゃ、たまったもんじゃないぜ。

しかも本人でもないわけでしょう。

似ているだけでね〜っていうか、多分似てもいないんじゃないの(笑)

いや、正直こんなアンポンタンの言い訳なんて、どうでもいいんだけどさ。




情熱の詩 〈 バッドモーニング 〉



今朝の痛みは、いままでに味わったことのない感じでさ、正直、まいったね〜さすがに焦ってしまったもんね。

いつものように、ウォーキングに出かける準備をしていたんだけど、出かける寸前に、なんだか変な痛みを感じ始めて、少しすれば、痛みもマシになるかと思って、身体を横にしたんだけどさ、何度か落ち着きかけたりもしたんだけど、安心しかけた直後に、しつこく痛みがくる有り様でさ。

腹部と、背中に、大げさでなく、のたうちまわるような痛みを感じていてね。

うめき声しか出ない状態でさ、断続的に、1時間近く続いていたもんだから、土曜日ではあるが、救急で当直の医師に診てもらいに行ったんだ。

病院についた頃には、痛みは消えていたんだけどね。

これって、よくある話だよな(笑)

どうやら、人工のチューブを、胆管に入れていることもあるし、放射線治療もしてきたから、突発的に炎症を起こしてしまったんだろうという事だった。

医師は慣れた様子だったし、すい臓ガンなんかの、オレが患っている、この手の病気の治療経過としては、そんなに珍しくないことなのかもね。

手術後は、癒着なんかが怖いというけど、オレの父親も、何度も手術してきたから、癒着で救急車で運ばれることもあったんだけど、オレの味わった痛みの何割り増しの、辛さだったんだろうな。

まっ、こういうこともあるさ。

昼過ぎには、すっかり元気になってたんだけどさ、これといった原因が特定できず、なおかつ痛みが、ひどかっただけに不安材料は残るが、オレが患っている病気、そのものの影響ではないから、あまり神経質になりすぎないように考えているんだ。

…でもさ、とにかく、めちゃんこ痛かったぞ〜。
 
でも大丈夫っていうなら、大丈夫なんだよな。

命に別状ないんだからさ。

そういうことなんだよな。

我慢できるか否かだよね。

う〜んと、やっぱり痛み止め、もらっといた方が良いよな(笑)




情熱の詩


明日は必ず晴れるぜ
友よ 立ち上がり踏み出せ
たどりつく アテなんてないけれど

途方に暮れちまった夜は
涙こらえなくてもいい
明け方までには、ケリつけろ

唇を噛み締めた数だけ
意地が胸を張る
半端な覚悟は片付けてきたぜ

後悔の連続?
いやはや何とも捨てたもんじゃない
やってやろうぜ、どん底ブラザー


情熱の詩 そいつを鳴り響かせ
かっさらっちまえ、その夢

情熱の詩 そいつを鳴り響かせ
叫んでやるんだ、いますぐに
くたばらない この夢を


すり傷だらけの革ジャン
吹きつける風に襟を立て
色褪せない唄を口ずさむ

バイト疲れのブーツで
ケリトバセ ミッドナイト
うなだれた後は、笑うべきだ

夢見る頃を過ぎただなんて
バカ言ってんじゃねぇ
こりずに青春 真っ只中だぜ

いくつかの夢破れても 
ホラ また チラつく希望が
やってやろうぜ、どん底ブラザー


情熱の詩 そいつを鳴り響かせ
かっさらっちまえ、その夢

情熱の詩 そいつを鳴り響かせ
叫んでやるんだ、いますぐに
くたばらない この夢を
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TERADA闘病記 第29回

2018/04/10 07:00
情熱の詩 〈 チューニング 〉



バンドで必要不可欠なもの、チューニング。

楽器の個人レベルの調整は、もちろんなんだが、この場合は、言い換えるならば…ディスカッションってことだ。

どうなりたいのか?

どうありたいのか?

どこへむかうのか?

同じ目的や、理想に向かうのならば、どうせだったら楽しいほうがいい、燃え上がれるほうがいいに決まっている。

これは、バンドに限らず、いろんな状況でも同じだろうけどさ。

会話や、時間を共有し、周波数を合わせる。

これは単純に、人の考え方に合わすって意味じゃなくてね。

違う意見が出ても良いんじゃない。

微妙なズレって、時間が経つにつれて、なんだか厄介なくらい、大きなズレになっている事もあるからね。

そのなかで、御互いに理解できる部分があれば良いわけでさ。

気持ちって、態度や、言葉に発しないと伝わらない場面があるからね。

もちろん、あえて表現しなくても、分かり合える部分も存在するんだろうけどさ。

それは相手との関係性や、物事のテーマしだいだろうけどね。

ディスカッションすることで、相手に対する、お互いの感度を上げることにもなると思うしね。

ひとことで言えば、いろんな経験してきたうえで、ガキの気持ち忘れなければ良いと思うわけ。

なんていうかな〜

仲間と時間を共にする楽しさや、夢を語り合えることの嬉しさ…みたいなもんがさ、なんだか少しずつ色褪せていっちゃうと、なんだか、つまんねぇーって思っちゃうんだよな。

理屈こねまわして、解決策を考えるオチになっちゃうもんでさ。

大事だと思うんだよね。

言葉を交わすというか、気持ちってのを、互いに交わすってこと自体がさ。

話は変わるが、ウォーキングの距離を増やしてみたんだ。

約7キロだ。

それでいて、所要時間は、これまで同様ってことに、オレのなかで、ルール決めしたんだ。

やっぱり疲れてくると、ぺースが落ちてしまうからさ、これじゃあ、なんだか…もったいないっていうかね。

どうせ汗だくで歩くんなら、ほんの少し意識を上げるだけで、より効果があるような気がしたもんだからさ。

多分、病気にならなければ、ウォーキングする機会なかったよな〜なんて考えてたんだけどさ。

これは、これで楽しいもんだよ。

正直言うと、今後も続けたいんだけどね。

ずっとさ。

でも、実際、バイトに行きだしたら、時間的にも厳しいんだろうな〜とか考えてたら、ちょっと感慨深くなっちゃったよ(笑)

現状を楽しみすぎてるもんだから、本当まいっちゃうよね。

オレの夏休み終わらないでくれ〜みたいなさ。

まぁ、金のことを考えたら、そうも言ってらんないんだけどさ。 

トホッ
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TERADA闘病記 第28回

2018/03/21 00:00
情熱の詩 〈 雨に唄えば 〉



「1本吸っちゃうと、キリないもんね〜。やっぱり止めたほうが良いのかね?」

なんて、オレが言ってる。

昨夜は、タバコを吸っている、そんな夢をみた。

タバコに火を点けなくなって、もうすぐ三ヶ月になる。

それでも、やっぱりタバコが吸いたくなる時もある。

もちろん、その都度、その選択肢に関しては、消去せざるを得ないわけだが…

三ヶ月前を考えると、食後の調子なんかも良い。

ムカムカする感じも、ほとんどないし、ずいぶん落ち着いてきたもんだ。

今日は、先日の、CT、MRIの、結果を聞いてきた。

腫瘍が小さくなっており、転移もないとのことだった。

ほっとしたね。

この病気になって、何度か味わったが、ジャッジされる瞬間の緊張感は、やはり相当エネルギーを消耗するからね。

そりゃそうだ、主治医からの、ひとことで今後が変わるんだからな。

怖い気持ちは当然あるさ。

治療が出来ると言われても、数ヶ月、経過すれば、良くない方向に進んでる可能性も、全くゼロとはいえないわけだからな。

とにかく、手術前のハードルは、クリアーしたぜ。

父親のほうはと言えば、三十数年前の手術で、バイパス移植(早い話が人工血管)してる部分が、どうやらPET検査で反応していたみたいでさ、もしやと思って、一瞬焦ったけども、とにかく、セーフ。

現状転移なし。

まぁ、入院は確定してるけどさ。

ついてるね。

ラッキーだ。

ここから巻き返しってとこだな。

それにしても、病院から帰ってきて、ウォーキングに颯爽と出掛けたのはいいが、途中から、雲行きが怪しくなってきたと思ったら、途端に、どしゃ降り RAINY DAY ついてねぇーな…とか、なんとか言いながら。

なんだか、ちょっぴり、楽しい気分。

小学生も雨に濡れて歩いてる。

傘を持っているくせに、傘をささずに、ずぶ濡れだ。

でも…なんだか楽しそう。

もちろん オレも、ずぶ濡れだ。

でも、なんだか笑えてくるね。

でも良いぜ。

こういうのも悪かない。

ずぶ濡れってことは、靴の中も水びたし、愉快な気分に拍車が、かかって走り出した。

交通量が少ないのをいいことに、雨に打たれて走ってみせる。

小学生を、3人ばかし追い抜かしてやった。

どうだい、こんなガキみたいな気分、なかなか味わえないだろう?

それもそのはず、オレは自分を楽しむ天才だからな。

病気になっても、はしゃぎっぱなしさ。

へへっ 悪りぃーな。

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TERADA闘病記 第27回

2018/03/10 07:24
情熱の詩 〈 最強 マスクマン烈伝 〉



プロレス黄金時代…TVの前で興奮したあの懐かしの「名場面」を濃厚凝縮。

伝説のマスクマンここに集結。

マスカラス、カネック、タイガー、コブラ…といった伝説のマスクマンが、大集結。

覆面レスラーばかりにスポットを当てた、DVD2枚組み。

収録時間 304分。

こんな宣伝文句に、しっかり丸め込まれて買っちゃいました。

こういうの待ってましたって感じだったからさ。

でも、オレの中で、プロレス熱は数年前から醒めはじめてたんだけどね。

実際、プロレス関連の週刊誌なんかも買わなくなったもんね。

ずいぶん前なんて、プロレス雑誌の発売日に合わせて、バイトの休みを取っていたくらいなんだけどさ。

元々、小学校1年の頃から好きだったんだよね。

プロレス。

そういえば、ガチャガチャ(近頃は、ガチャポンと呼ぶのかな)で、覆面が出てくるのがあってさ。

ナイロンのペラペラので、1回洗ったら、マスクの模様が剥げてくるんだよね(泣)

でも、すごく嬉しくてね。

学校にかぶって行ったりしたよな〜。

タイガーマスクが大ブームだった時代の話ね。

少し脱線したけど、なんでこのタイミングって思われるかもしれないが、父親のPET検査の結果、ひとまず転移がなかったと聞いて、ひと安心したのもあったわけよ。

こりゃ〜ラッキーだったんだから、景気よくいくしかねぇーってなもんでさ。

こんなときに、なんで金を使うんだと言う方も、おられるでしょうが、バイトながらも、有休休暇あつかいで、ありがたく頂戴しておりますもんで。

はい。

だからこその、最強マスクマン烈伝でございます。

はい。

ちなみに、ネットで中古品を探しての購入でございます。

しかしなんで、いちど醒めた熱が盛り返してきたかって言うと。

ある男が送ってきてくれた、プロレスの映像があってさ。

女子プロレスね。

しかも、VHSなんだけどさ。

最近、観てなかったから、数年ぶりだったわけよ。

でも、やっぱり面白かったわけ。

豊田真奈美選手や、尾崎真弓選手も、出場していたしさ。

8月に、女子プロレス行こうと話していたんだけどさ、オレが、病気になっちゃったもんで、当分行けないからさ、気を利かして、郵送してくれたってわけよ。

コイツのおかげで、プロレス熱が上昇しちゃったもんでさ、おもわぬ出費が増えちまったってわけさ〜参るよね本当に。

とにかく退院したら、女子プロおごってもらおう。

その男は、ナウなヤングと呼ばれているからして、つまりは、ずいぶん昔ヤングだった…オッサンである。

付け加えると、気のいいオッサンである。

きわめてオレと年齢が近いことも記しておこうと思う。

そんな夏である。
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TERADA闘病記 第26回

2018/02/10 12:00
情熱の詩 〈 SION 〉



SION 聴いてる。

部屋で、SION 聴いている。

タバコが吸いたくなるけど、SION 聴いている。

中学の頃から知っていたけど、わりと最近のを聴いている。

SION なんか…ええな。

飯を食うのも忘れて、SION 聴いている。

……嘘や(笑)

昼御飯、なに作るか考えながら聴いてた。

から揚げ食おうか。

昨日の残りの、から揚げ食おうか。

三日ほど前に、目玉焼きの上手い焼き方わかってん。

せやから、それも作ってみよか。

なんか気分ええし、うれしいねん。

せやから、ちょっと作ってみるわ。

SION 一時停止しようかと思うけど、 一時停止は、ディスク回りっぱなしで、傷いったら嫌やから、おとなしく停止ボタン押しとくわ。

どうせまた最初から聴きたいし。

うん。

SION 聴きたいし。




情熱の詩 〈 地下室のフレンジー 〉



そう。

「地下室のフレンジー」

そんなふうに銘打たれた、いただきものの、イベント限定Tシャツを着て、久々の通院だ。

今日着ているのは、闘いの先輩がくれたTシャツなんだ。

「オマエは、ロッカーだから、病院でも、コレを着とけ」ってね。

だから、今朝、袖を通したんだ。

約十日ぶりの通院。

もう、なんだか落ち着いちゃうよね。

やっぱ、ここは馴染むね〜なんて、行きつけの喫茶店のドアを開けるかのような感覚だ。

本日は、CT検査だ。

さらっと終わっちゃうもんだな。

しかし造影剤を投与するのも、もう慣れたもんだ。

最初は、ずいぶんと焦ったけどね。

急に体中が、カーッと熱くなるもんだからさ、マジで漏らしてしまいそうな錯覚を覚えたもんね。

失神してしまうんじゃないかみたいなさ。

いや〜これも、もはや十八番よ。

台風が過ぎ去って、昼からは久々に、いい天気だ。

もちろん、待ってましたとばかりに、ウォーキングだ。

汗ばみ具合が良い。

アタイ歩いてますってな感じで、汗ばんだ雰囲気が自己主張しているのが凄く良い。

ちなみに、ウォーキングのためだけに、ポーチを買った。

近所のスーパーでな。

ほら食料品とかも売っているスーパーだよ。

そこで、どこのなんだか分かんないような、そのくせ使い勝手良さそうなポーチを、見極めて購入してみたんだ。

いちおう現代人らしく、携帯電話を入れて、ハンカチーフなんかも入れちゃってるよ。

あとは、飴玉を…いや、念のためにな。

ほら、熱中症とかも多いからさ。

水分補給だけじゃ、ダメだった場合にさ。

それと、あきらかに往年の覆面レスラーを、モチーフにした小銭入れを忍ばせている。

数年前に結婚を約束した、その当時の彼女と、雑貨屋さんで色違いを一緒に買った、どこか…ほろ苦く、甘じょっぱい、そんなオレのブロークン・メモリーまでも、身にまとったかのような小銭入れだ。

そんな様々を、ちょこんと入れたポーチを、たすきがけにして約5キロを歩くのさ。

体脂肪もろとも、熱狂させてやるぜってなもんよ。

しかし、なかなかの暑さだから、キャップかぶってないと、やばいよね熱すぎてさ。

仲間のDJ CREW「コックニーアクセンツ」の、キャップを被って歩き続けているので、歩く広告塔として、多少なりともギャラを請求したいのだが、往復5キロで、20人程度としか、すれ違わない、すれ違うことが出来ない、まさに過疎な有り様に、堅く口を閉ざすオレであった。
   
ぎゃふん。

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TERADA闘病記 第25回

2018/01/10 12:00
情熱の詩 〈 いくくる師匠 〉



いくくる師匠ときたら、今いくよ・くるよ師匠しかないでしょーが。

オレ、病気になるまで、ほとんどTV観てなかったのね。

帰ってくるのも遅かったもんだからさ、夜のニュース番組くらいしか観ていなかったんだけどさ。

退院して、自宅療養になってから、大幅に生活パターンを変えてみたわけ。

タバコも吸わなくなったしね。

そしたら、結構TV観るようになってさ。

色んな芸人の方を見る機会が増えたんだけどさ、昔から知ってるけども、いくくる師匠は、理屈抜きに、おもろいなと思ったわけよ。

どやさ〜どやさ〜の、いくくる師匠のことやで。

分かってる?

オレのなかで、漫才の最高峰は、やすきよ師匠ってのが、不動やってんけども。

いまでも、やすきよ師匠(念のため言うけど、横山やすし 西川きよしの御両人やで)は、グレイトなまま、オレの中で生きてるんやけど、ここは殿堂入りってことでさ。

女性の漫才コンビでは、 海原やすよ・ともこ、これまた最高やわね。

あの勢い、パワー感。

せやけど、やっぱりテンポやな。

あえてリズム感いわへんで。

間合いとも言わへんで。

おもろい漫才コンビは、テンポやねんな。

テンポが勝負やねん。

テンポが気持ちええか、どうかやねん。

本かて、せやで。

一気に読める本はテンポ…いやこの場合は、あえてリズムと、いうとこか。

リズムがええんよ。

早い話、心地いいってわけやね。

文字として記すも、言葉として発するも、2文字以上で、リズムうまれる、文字数増えたら、連続性あるリズムになりよるねん。

いくくる師匠に、海原やすよ・ともこは、心地いいんやな。

ネタやってる感覚やなく、まるで普段の世間話みたいに聞かせるあたり、構えずに入り込んでいけるもんな。

それでいて、いわゆるコテコテ感も、存分にあるわけやから。

そら、アンタ凄いですわ。

そういや、小学校1年の頃、父親が連れてってくれたんよ、当時あった、なんば花月に連れてってくれたわけよ。

当時の、父親の体調から考えたら、あの時は、階段登るのも、そら〜、えげつないほど大変やった頃やったろうに、無理して連れて行ってくれたんやろな。

いまだに覚えてるわ。

花月は、パンパンの立ち見やったな。

やすきよ師匠おもろかったな。

いくくる師匠も出てはったよな。

そういうたら、帰りしな、カレー食べたな。

あれ、えらい美味かったんや。

父ちゃん、覚えてるか?

2番目に美味かったんや。

オレん家のカレーの次にな。

あの場所、どこやったんか覚えてなかったんやけど、あれ黒門市場の中にあったんやな。

たまたま、このまえ見つけたわ。

また今度、カレー食おか。

漫才観ながら、カレー食おう。

…ちゃうやん。

…ちゃうやんかいさ。

いまの、NGK(なんばグランド花月)で、カレー持って、漫才観てたら怒られるがな。

家で食うたらええねん。

せやから、テレビで漫才観ながら食うたらええやんかいさ。

それはそうと、 昨日の、PET検査の結果、どうやら転移はなかったみたいだ。

腫れあがっていた首筋の逆側に、小さい腫瘍があるとのことだが、 抗がん剤が有効であろうとの説明があり、救われた気分だ。

何度味わっても、検査結果を聞くってのは、怖いもんだよな。

でも良かったよ。

そういや、先日、父親の腫瘍を切開した医師が、ずいぶんと謝罪してくれていた。

そういうことがあった事実を受け止めてくれていれば、過剰に、ガタガタ言う気は毛頭ないよ。

むしろ、真摯な姿勢にも受け取れたくらいだ。

しかし、母親のボキャブラリ―には驚かされた。

「先生、この前処置してくれはったとこ、熱もって、真っ赤っかになって腫れあがって、どこぞのカメレオンみたいになってましてん」

おい、母ちゃん

カメレオンって、そんな風貌だったっけ?

なんでもええけど、シリアスな場面で、カメレオンみたいって、アンタも…どやさ! 

失礼しましたー。



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TERADA闘病記 第24回

2017/12/10 14:00
情熱の詩 〈 千羽鶴 〉


オレの部屋に千羽鶴
友からもらった千羽鶴
名古屋で折られた千羽鶴

オレの部屋に千羽鶴
初めてもらった千羽鶴
もらって嬉しい千羽鶴

でも出来ることなら、1度きりで充分だよな(笑)

最初で最後にしたいもんだよね。

大阪でのライブ当日、わざわざ名古屋から立ち寄ってくれたんだ、Daiki (ザ・デスペラード)こいつもまた素敵な奴だ。

どうやら名古屋のバンド仲間、THE COOL JAMや、名古屋で世話になっている、イヴェンターの、モンロー氏が、一緒に千羽鶴を折ってくれていたようだ。

みんな似合わないことを…まったく〜(笑)

THANKS!




情熱の詩 〈 PET 〉


今日は、父親のPET検査だ。

紹介状を持参して別の病院に行く。

なかなか、この検査は高額だと聞く。

やはりPET検査に用いる機器の数量が少ないからであろうか。

紹介状を持参すれば、検査費用が軽減されるみたいだが、自ら、自発的に、積極的に検査を受けようとすると、紹介状を持参している時よりも、負担額が多いとのこと。

なんだか、さも当たり前みたいな感じだけど、オレは疑問というか、なんか腑に落ちないんだよね。

もちろん素人のオレに、分かりえないような、医療現場での事情があるんだろうけどさ。

自身の健康を維持するために、積極的に検査を希望するってのにさ、その場合は高額になるんだよね。

PET検査にかぎらず、癌の早期発見ができても、お金の問題で踏み出せない人も多いんじゃないのかな。

高額医療制度あるって言ってもさ。

ガン保険入っておいて助かったよな〜 マジでさ。

しかし、あれだな医療に必要な負担額を軽減できる術はないもんかね。

オレが、すげぇー有名になったりして、ビッグマネー手に入れて、寄付したりするしかないか。

もう、そうするしかないか。

多分、なんだか現実味ないだろう?

いちおう真剣ではあるんだが…

ほら〜身の丈に合わない話になっちゃったじゃないか。

えっ、父親の検査にかかった金額?

8千円。 

七十歳以上だからさ。

うん。

今回の場合は、特に問題なかったんだけどね(笑)

むしろ、予想外に安かったもんだから説得力ねぇーか。

いや、でも本当にさ。

そう思わない?




情熱の詩 〈 日常的咆哮F 〉


もしも君が、REBEL★ACTION というバンドの、メンバーだとしたら、仮に、オレとバンドをするメンバーだとしたなら、オレは、こう言うだろう。

オレの身体を心配してくれるのは、ありがたいことだが、そんなことよりも、オレが、数ヶ月ぶりに、スタジオに足を運んだならば…

オレが、ブッとんじまうような音を、その場で、はじきだしてくれないか。

一発で、叩きのめしてくれないか。

オレの不甲斐なさと、ブランクを痛烈に思い知らせてくれないか。

そうじゃなきゃ面白くない。

そうじゃなきゃ意味がない。

オレは、どんな状況でも、オレという存在を、ROLLさせているんだからな。

それ以上に、バンドがROLLしてなきゃ〜なんだか、つまんねぇからな。

ロックンロールマナー って、そういうもんだろう。

もしも君が、REBEL★ACTION というバンドの、メンバーだとしたら、仮に、オレとバンドをするメンバーだとしたなら、オレは、言うだろう。

もしも君が REBEL★ACTION というバンドの、メンバーでなければ、オレとバンドをするメンバーでなければ、オレは、こう言うだろう。

オレの身体を心配してくれるのは、ありがたいことだが、そんなことよりも、オレと、数ヶ月ぶりに、どこかで出会ったときに…

笑っちまうほど、元気でいてくれないか。

自分の生活を楽しんでいてくれないか。

日常のハードルを乗り越えていてくれないか。

ロックンロールマナーって、そういうもんだろう。

きっと、こんなことを思い浮かべながら、オレは、部屋の中で、短い詩の1つでも書いているだろう。

それはそうと、もうすぐしたら病院だ。

今日は、昨日のPET検査の結果と、今後の、治療方法に関する説明になるだろう。

あっ、父親のな。

それにしても嫌な天気だ。

まぁ、そのうち晴れるんだろうな。

そういうもんだろう。



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TERADA闘病記 第23回

2017/11/10 10:11
情熱の詩 〈 BASTARD 〉



確か、二十四歳くらいの頃だった、ある音楽雑誌の編集部に電話した。

それまでにも、いくつかの雑誌に掲載をしてもらったりしたが、その雑誌社からは、全くリアクションがなかった。

なぜ、紙面で紹介してもらえないのか、それを確認したかった。

もちろん、ガキなりに誌面の事情も理解しているつもりだったが、なんとしてでもチャンスを手にしたかった。

もちろん、その頃は、自分がナンボのもんか分かっていなかった。

まだまだ、カッコばかりの、ハリボテ野郎だった。

リーゼント、革ジャン、ブーツを履いて、その気になっているだけの、お調子者に過ぎなかったと思う。

自分と向き合うことが、なんとなく怖かったのかもしれない。

自分に自信があるとか言いながらも、根拠のない自信を、若さと、勢いだけで、コーティングしていただけの、そんな奴だったんだろう。


「アナタ達の音楽には、何も感じなかったの、だから誌面に載せるわけにはいかないから、紹介しなかったの」

そう編集部の女性ライターは言った。

オレは言う。

「オレタチが何も感じさせられなかったんじゃなく、アナタに感じる力がないんじゃないんですか」
 
「わかりました。そこまで言うなら自信あるんでしょうから、ライブに御邪魔させていただきます。そのかわり、つまらなかったら、すぐに帰りますから」

と、女性ライター

「はい。是非、御願い致します」

オレは、内心やったーと思っていた。

とにかく、コンタクトを取って、ライブに来てもらうキッカケを作りたかった。

それが、先方を怒らせた結果であったとしても、オレの本気は伝えておきたかったしね。


ライブ当日、100人も入っていなかった、100人どころか、70人くらいってとこだった。

会場は、この日も350〜400人収容可能な、大阪ミューズホールだった。

ガラガラ、スカスカで、たいして盛り上がることもない夜だった。

電話で話した、ライターは来てくれていた。

約束を守って足を運んでくれていた。

どんな感想を言われても良いと思った。

だって約束を守って来てくれたんだから。

その女性ライターは、数々のビッグネームへのインタビューを行い、記事として掲載していた。

矢沢永吉、氷室京介、ブランキージェットシティー etc オレタチとは全く違う世界にいるアーティストと、仕事をしている方だった。

それは、電話で話した時点で知っていたんだけどね。

忙しい方だって分かっていただけに、足を運んでくれたのが、オレは素直に嬉しかったんだよ。

ライブハウスの事務所で、向かい合って座った。

ライターが、ゆっくり穏やかな口調で話しはじめた。

「電話で言われたことが頭に来たから、今日は来ました(笑)

つまんなかったら帰るつもりで来たんです。

でも私、帰らずに最後まで観てました。

なぜだか分かる?

アナタの感情が伝わってきたから。

ただ、アナタからしか伝わってこなかったけど。

他のメンバーの方には申し訳ないけど、アナタと同じステージに立つ人達じゃないわね。

アナタが、本当に上を目指すなら、メンバーチェンジ必要かもね。

次に会うときは、もっとカッコ良くなっているのを期待してるわね」

熱意が伝わった喜びとは、別の感情が渦巻いていたのが事実だった。

メンバーへの、辛辣なコメントは正直辛かった。

オレは、バンドに対して、こだわってきたからさ。

4人で成立させる、バンドってものにさ。

同じ方向を目指して、
同じ温度で夢をみて、
同じ汗を流し、
充実感を共有し、
時に、悔しさも共に味わいながら、
情熱ブラ下げ、転がり続ける、そういうバンドを目指してきたからさ。

キレイごとに聞こえるかもしれないが、それが素直な気持ちなんだ。


翌年、オレ以外のメンバー全員が抜けた。

振り返ってみれば、オレ以外の連中が同時に抜けて、オレ1人になった時、オレが始まった気がする。

本当の意味で、REBEL★ACTION が、始まったような気がする。

ドイフミオが、加入したのは、メンバー全員が抜けてしまった直後だった。

音楽、技術、そのあたりの諸々は一切抜きで、どこか信用できる奴に思えたもんでさ。

バンドって、デカイ音出すだけの間柄じゃないはずだからな。

少なくとも、オレは、そう思っている。

いまだにな。



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TERADA闘病記 第22回

2017/10/10 21:00
情熱の詩 〈 オレを刻み込みたい衝動 〉



オレは、CDだしたかった。

オレは、CDだしたかった。

オレは、CDだしたかった。

CDだせば、有名になれる。

CDだせば、バイトやめれる。

CDだせば、もてる…なんて思ってた。

CDーRなんて、なかった時代。

レコーディングも、DATの時代。

まだまだデモテープが主流だった時代。

CDだしたら、文句ないやろうと思ってた。

CDだしたら、認めよると思ってた。

CDだしたら、父ちゃんも、母ちゃんも喜びよると思ってた。

まわりにCDだしてる知り合いはいなかった。

知名度上げて、動員数上げて、そのあとCDだすのが、いわゆるセオリー。

だからこそ早く出したかった。

まったく、実力のない駆けだしがCDなんて、おもろい思った。

なんか、すげぇーことするような気分でいてた。

演奏が上手いとか、下手とか分からなかった。

そんなことよりも、カッコいいという自信があった。

なぜなら、オレが唄っているから(笑)

それが、一番の理由だった。


いまから考えたら、ひどいもんだ。

ひどすぎて凄い気もする。

CDを制作する流れなんて知っているわけがなかった。

まったく何も知らなかった。

それでも…

とにかく、CDだしたかった。

とにかく早く出したかった。

テープは伸びる、いつか擦り切れる。

それが寂しいから、CDしか頭になかった。

永遠に残るものに、オレの存在を刻みたかった、残したかった。

だから、いまだに、これからも、CDに、こだわり続ける。


CD制作、最終工程。

「マスタリングする?」

当時のエンジニアが聞いてきた。

マスタリングってのは必要なのかを訊ねたら、

「しなくても大丈夫やで〜」

そんなリアクションに、

「しなくて大丈夫なら、マスタリングなしで」

マスタリングという作業を知らないまま、CDを発売していた。

オレもデタラメ、エンジニアもデタラメ。

ここ十年くらい世話になっている、永田進という、エンジニアと出会うまで、レコーディングは楽しいものではなかった。

永田エンジニアが、レコーディングの楽しさを教えてくれたようなもんだ。

そうなれば、またCDだしたくなる。

売れてなくても…だしたくなる。

CDだしたら、有名になるかも。

CDだしたら、バイトやめれるかも。

CDだしたら、もてるかも。

自分の、CDラックに、自分のCDが増えていく。

やっぱり、オレは嬉しい。

オレという存在を、永遠に残すために。

オレという存在を、永遠に刻み込むために。

オレという存在を、オマエに伝えるために。

だからオレは、バンドで唄う。

だからオレは、バンドで騒ぐ。

だからオレは、バンドに生きる。

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TERADA闘病記 第21回

2017/09/10 00:00
情熱の詩 < 転がり続ける道化者 >



自宅療養になってからというもの、半身浴を続けているが、これも、なかなか良いもんだ。

決して苦には感じない。

湯船につかり、オレの未来を考える。

このクセは、今に始まったことではないんだけどね。

ずいぶん前からなんだけどね。

無意識のうちに、オレの未来を想像してる。

簡単に言えば、どうすれば、REBEL★ACTIONというバンドを、今よりも、もっと輝かすことができるのかってことだ。

ただバンドを続けていくことが夢ではなかったもんでね。

やっぱり考えるよ。

どうすれば、知名度や、動員数、売り上げを底上げできるのかってことを。

より面白い状況を生み出したい、だからこそ数字というハードルも、クリアしていかなければ、次の新たなハードルに出会えないし、思い描いた場所にも行けない。

もちろん、自分の伝えたいことや、自分の考えるスタイルで挑戦したいってのは、大前提としてあるんだけどさ。

少しずつでも思い描いたものを、具現していきたいんだよな。


オレが唄いたいって衝動にかられたのは、TVの歌番組で、長渕剛が、「泣いてチンピラ」を、唄っている姿を観たときだ。

たしか中1の頃だった。

その時期のオレには、確固たる将来のヴィジョンというか、夢がなかった。

夢がなかったというよりは、長年、自分の中で育んできた、ひとつの夢が崩れて虚無感のようなものを感じていた頃だったわけ。


小学生の頃から、少林寺拳法の道場に通っていてね。

カンフー映画や、プロレスが好きってのもあってさ、まぁ、両親は喧嘩っぱやい性格を直すためにも忍耐力をつけさせようと考えていたみたいなんだけどさ。

オレは球技が苦手っていう反動もあってか、これだけは負けたくないって気持ちが強くあって、よほどの事がないかぎり休まず道場に通っていた。

風邪で学校を休んでも道場には行ってたからね(笑)


オレは少林寺拳法のプロになりたかったの。

いや、大真面目に思ってたんだよ。

当時のオレは。

少林寺拳法で、オリンピックや、とにかく大きな大会に出場して試合をする、そういうプロに憧れていたわけ。

なんにもわかっていないからさ。

いまでいう Kー1みたいな大会とかさ、オリンピックにも種目としてあると思い込んでいたわけよ(笑) 

これで一流になって飯食ってやるみたいなね(笑)

そりゃー両親も困ったと思うよ(笑)


小学生の高学年の頃に、奈良県大会で準優勝、優勝と、2年連続で結果を出した頃から、ますます、その気になっちゃってさ。

やれば出来るんだなって思いこんじゃったわけね。

もちろん、自分の興味あること限定での方向性ね。


でも、少林寺拳法の精神そのものが、そういった異種格闘技戦なんかを目的とした格闘技でもないし、オリンピックの種目でもない、道場を開いたとしても、それだけでは生活できないってのを知って、急激に、トーンダウンしてしまったわけ。

賭けていたからさ(笑)

ガキながらも、この道でって勝手に決めていただけにね〜(笑)


もうひとつ、一気にモチベーションが下がるにあたり、拍車をかけたことがあってさ。

県大会で結果を出したことで、年少の部ながら全国大会の出場が決まっていたわけ。

憧れ続けた晴れ舞台への出場ってわけだ。

この種目というのは、2人1組で行う、組演武というもので、2人揃っていないと出場できない競技なわけよ。

全国大会出場が決まっていたにも関わらず、残念ながら夢叶わず。

パートナーが道場を辞めることになってしまったわけ。

理由は、小学校高学年あたりになると、ありがちな理由ではあるが、進学塾に通いはじめるから辞めるということだった。

まったく呆れたというか、やりきれなかったよね。

だいたい、オマエなんかが進学塾に行っても、何の足しにもならねぇーよって言いたかったけどね。

まぁ、言わんこっちゃない、そんな筋の通らんことした奴は、しっかりバチ当たってはりましたわ(笑) クスッ。

オレってば、腹立つことは、しっかり覚えてるからさ へへっ


まぁ、話がそれたけど、そんな夢を失っていた時期に観た、「長渕剛」の唄っている姿が、バンドとか以前に唄おうとしたキッカケってわけ。

とにかく、ギターが必要だと思ったわけ。

だから両親にギターを買ってもらって練習した。

くる日も、くる日も練習した。

床が抜けるくらいに練習した。

どうすれば…カッコ良く見えるかだけを考えて、ステージばえするポーズだけを、ひたすらに練習した。


ギターのコードみたいなもんは、知らないうちに勝手に身につくもんだと思い込んでいた。

練習して身につくのではなく、髪が伸びるのと同様に、ギターを持ち続けているだけで、それとなく弾けるようになると信じて疑わなかった、十代の衝動!


こんなオレという奴を、時々、ほんのわずかに後悔する時もあるのだが、それも含めて…やっぱり、オレってば最高なんて思っちゃったりするわけ。

おかげで、いまだにギターは恥ずかしくて聴かせられない腕前だけど(笑)

「何かが出来ないからこその才能もある」って、オレは言い続けてるんだけどさ。


それから時間が経過して、初めてステージに立ったのは、高校生の頃だな。

確か、高校2年だったな。

初ステージは、バンドでなく、1人でギターを弾きながら唄ったっけ。

バンド組むにも、同じような音楽を聴いている連中も、なかなか見つからなかった。

それで、保育所から、高校まで一緒だった、英作って奴が、ベースを弾くという形態で3本くらい、ライブをしたな。

メンバーが見つかり、やっとバンドを組めたのは、高校3年の3学期あたりだったような気がするな。

高校卒業してからも、その時のメンバーで、少しの間はスタジオに入ったりしてたけど、結局2回しかライブ出来ずに、フェイドアウトしてしまったんだ。


だから、本格的に活動したバンドっていうと、REBEL★ACTIONが、最初のバンドってことになる。


REBEL★ACTIONこのバンドを始めたときから、カブれていた。

何の経験もないくせに、知識もないくせに、しっかりと…カブれていた。

なにひとつ、ノウハウがなくても、成り上がってやるって気持ちだけは、誰にも引けをとっていないつもりだった。

その根拠のない自信は、ミュージシャンの自叙伝や、インタビューを読みすぎて感化され過ぎていたのかもしれない。

とにかく、カッコから入った。

なにからなにまで、カッコだけだった。

いま思えば中身のない、ハリボテみたいな奴だったかもしれないけどね。


とにかく、ライブをするにも、ライブハウスに出演したりした事はあるが、高校生の頃に通っていた、スタジオ主催だったり、高校生バンドコンテストみたいなのや、町おこしの一環のような、コンサートホールの?落としにしか出演経験がなかっただけに、いまいちライブハウスに対してのスタンスなんかも分からないままだった。

デモテープを、ライブハウスに提出して、審査されて出演可能か否かが決まるというシステムも、いまいち乗り気になれなかった。

だって、いますぐライブする日を決めたいんだからさ(笑)

最悪、審査に落ちたらライブ出来ないわけで、その時点で挫折しそうな自分も嫌だったんだけどさ(笑)

いま思えば、審査に受かる自信もなかったんだろうな。

それでもカッコつけたかったわけよ。


それで、オレは考えた。

卒業ライブの企画を任されて、仕切ったことがあるから。

同じ段取りでやろう。

ライブハウス借り切ったら、ええんちゃうかってね。

そしたら、思うように出来るって考えたわけ。

少々の金がかかっても、あっという間に巻き返すくらいに思ってたもんね。

まっ、いまでも、そういう傾向にあるんだけどさ(笑)


とりあえずバンドが有名になるためには、デカい、有名なライブハウスに出演せなアカン。

そう考えていたわけ。

とにかく名前売りたかったからさ。

最初に押さえたライブハウスは、大阪ミューズホル(現OSAKA MUSE)。

だいたい、350〜400人収容できる会場だ。

デビューライブをするには、身の丈にあっていない会場。

そこで、いきなり企画イヴェントを行う。

無謀なのは百も承知だったけどね。

それでも、150人くらいは入るんじゃないの〜みたいに思ってた(笑)


CDを発売していないバンドのライブなんて、入場料を払ってまで来ないだろうと考えて、CDリリースするまでは、自分たちの企画イヴェントでは、いっさい入場料をとらず、入場無料でライブを続けた。

入場無料のチケットを、CDショップや、服屋さんに置いてもらったりしながらね。


しかしながら、さすがにオレも企画イヴェントを行う会場を押さえたものの、実力的な面では、正直不安すぎた。

企画イヴェントまでに、デモテープなしで、なんとかライブが出来ないだろうか?
 
それだけを考えていた。

早い話、お試し的な場が欲しかったわけだ。

ある日、楽器屋主催の、コンテスト形式のライブに、出演バンドを募集していると知った。

日にちも丁度良いタイミング。

おまけに審査なしで先着順で出演できるときたもんだ。

やたらメジャーかぶれなわりには、こういう安易な出演システムであっても、臨機応変、柔軟に対応しちゃいます。

なんせ自分の掲げた目的ありきなもんで。


出演を応募する際に手続きが必要だったので、楽器屋さんに出向き、出演希望の旨を伝えて登録完了。

その帰り際に、オレは付け加えておいた。


「オレタチ、トリじゃなきゃ、出ませんから」


コンテストを主催する、楽器屋さんから、オレタチに出演依頼があったわけでもなければ、間接的にでも、出演依頼を受けたわけでもない。

いわば自発的に、積極的に応募してきたにもかかわらず、トリ(その日の最後の出演)じゃなきゃ出演しないと、出演条件を提示する、まったくもって、とんちんかんな奴だと思われたことだろう。


しかし、そこは向こうも慣れているのか、「わかりました〜。他のバンドさんには、トリ以外で出演してもらうよう組んでみますね。どうしても、希望が、かぶっちゃっ場合は、ジャイケンで御願いしますね〜」


拍子抜けというか、なんだか恥ずかしい気分にもなったが、当時のメンバーには、トリという出演順を勝ち取ったかのように伝えたのは、もちろん言うまでもない。


とにかく、デカイ奴になりたかった。

いや、有名になりたかったの方が正しかったような気がするな。

そんな気持ちばかりが先走っていた。

だから、赤字になっても、失敗しても、いずれ発表するであろう、オレの自叙伝に書くための、ネタが増えたくらいにしか思っていなかった。

オレの、いまの病気だって、そのネタくらいに考えてるからさ。


そういう可能性を秘めた男だと思い込んで、いまに至っている。

そして、その可能性を…いまだ秘めたまま、いっこうに花開かずといったところか。

まいったな〜本当に(笑)


オレは湯船で夢描く。

汗ばみながら夢をみる。


オレは、オレをイメージするぜ。

オレの、サクセス イメージするぜ。


オレの描いた夢になる。

そんなオレを、また描く。


どこでだって、ROLLできるんだってば。

決して消えない気持ちが存在するならばね。
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TERADA闘病記 第20回

2017/08/30 03:00
情熱の詩 < ギラつく エモーション >



くそったれ!くそったれ!くそったれ!

オレの通院治療が、ひと段落したというのに、その翌日に、父親がリンパ腫と宣告された。

早い話が、癌だ。

正直、自分が、すい臓癌と宣告された時よりも辛かった。

全身の力が抜けていくような、嫌な感覚だった。

戸惑いながらも、虚脱感に支配されながらも、必死に着地点を見つけようとした。

母親の涙を見るのは、幾つになっても、胸が引き裂かれるような気持ちになる。

懸命に堪えているのが、手にとるように分かるだけに、なおさらだ。

必死に、しぼり出すかのように言葉を吐き出す母親が、痛々しく辛かった。

父親は、2週間ほど前から、首筋に腫れがあり、検査してもらっていたんだが。

どうやら、リンパ腫だったってわけだ。

治療が出来るってことは、言い方を変えれば、闘い方が見つかったってわけだから、闘いぬくしかない。

生きたいなら希望に手を伸ばし続けるしかない。

生きることに本気になるしかない。

PET検査後、父親のほうが、オレより早い入院になりそうだ。

まさかの、W入院になりそうだが、ふざけんじゃねぇーよって、笑い飛ばしてやるしかないな。

ついてるとか、ついてないとか、そんな事どうでもいいんだよ。

生きまくる! 

それだけのこと。

リンパ腫だ?すい臓癌だ?なめんじゃねぇーよ。

そんな気分だよ。
 
オレも、親父もな!




情熱の詩 < こんがらがったまんまで GO! >



なんだかんだ言っても、父親がリンパ腫と宣告された夜は、頭の中が整理できないまま、鉛のような身体と心で、横になっていた。


翌朝になっても、どうにもこうにも、気持ちが整理できず、今回ばかりは乱雑に、散らかったまんまだった。


歩きながら、色々と考えていた。

結局は、前を向くしかないんだよな。

あきらめず、希望に手を伸ばすってことしかないもんな。

そりゃー複雑なのは、当然だけど、立ち止まっていたんじゃ、何も変わらないし、始まらないからさ。

負けねぇって気持ち、これをブラ下げて進むしかないもんな。


びまん性大細胞型リンパ腫…こんな名前らしい。


手洗い、うがいの徹底と、水分の補給。

あとは豆類を基本とした食事。

それと身体を冷やさないこと。

治療が始まる前から、準備出来ることだってある、早速、父親には実践するように伝えてみた。


それにしても、先日、腫瘍の組織を検査するため切開されたわけだが、検査後に、ぬいあわせた部分が炎症を起こし、父親は熱を出し、消毒のため、3日ほど続けて通院している。

どうやら、初歩的な確認を怠ったみたいだ。

的っぱずれに噛み付くつもりは毛頭ないんだが、自身が手落ちのあるレベルであることくらいは、肝に銘じて痛感しておいてもらいたい。

なかには、大上段に構えた、たいそう御立派な名医気取りなんかも、あつかましく生息しているのを、見かけたりするもんでさ。

あくまでも、全般的な話ではなく、ごくごく一部に対しての話だけどね。


しかしながら応急処置をしてくれた医師は、責任感が強く好感を持てる方だった。

ささくれかけた感情も、なんだか収まるところに、収まった。

そんな感じだ。
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TERADA闘病記 第19回

2017/08/10 14:22
情熱の詩 < 歩いていこう >


リメンバー JUN SKY WALKER(S)
まぁ、それは良いとして。

通院治療が一段落して、手術までの検査は、CT・MRI のみとなった。

起床時間は変えずに、出来るだけリズムを崩さず、だらだら過ごさないようにだけは、気をつけたいところだ。

楽な方向に転がり、バランスを崩すのを、踏みとどまるには、自分自身の組み立てたリズムを抑止力とするしかないからね。

朝起きて、朝食の後に、少し横になる。

30分のストレッチで身体を充分ほぐす。

そして、これまで通院に出かけていた時間あたりから、ウォーキング開始だ。

ざっと 5キロ。

ストレッチ程度では、身体が、なまって仕方ないしね。

それを痛感したよ。

2週間もすれば、再入院だから、また運動量が極端に減ってしまう。

また身体が、なまってしまうのは事実だが、手術までの期間の、ウォーキングも無駄とは決して思わない。

手術に万全で挑みたいしね。

少しでも回復が早くなればという部分もあるしね。

可能なかぎり、足し算で考えていきたいからさ。

身体を動かすことで、声の出方も調子が良くなってきたらなと思ったりね。

炎天下、汗だくでウォーキング。

それにしても緑が豊富すぎるな、オレの住む町は(笑)

ウォーキングには、もってこいなんだけど、とにかく自然のニオイがする(笑)

バンドメンバーの、ドイフミオは駅に降りた瞬間に、田舎の懐かしい香りがするねと、間違いじゃないけれども、リアクションに困るコメントを吐き出してしまう、そんな町だ。

オレはといえば、長袖と、半袖のTシャツを重ね着。

腹部には、サランラップ&コルセット(4年前くらいに、アバラにヒビが入った時に入手したものの使いまわし)。

家の近くの高校を通り過ぎ、パン工場の前を通過して、幼い頃に遊びに来た川沿いを歩く。

そしたら、見事なくらいに田んぼが広がっている。

天気も良いし、虫達も元気だ。

カナブンなんかも軽快に飛び回っているぞよ。

これが…困るんだよな。

フラッシュバック!

保育所に行き始めた頃からだろうか、あまりに虫を嫌がる、オレを心配してか、両親は深い、あまりにも深すぎる愛情のあまり、かなりスパルタに、オレの苦手意識を払拭しようとした。

あるときのこと、母親が、カナブンを糸に括りつけて飛ばした状態で、オレに糸の端を手渡そうとした。

母親からすれば、こんな風に虫と触れあえると楽しいよみたいな感じだったんだろう。

ところが、オレからすれば、ありがた迷惑もいいとこだ。

もちろん、オレは断固、ノーサンキューそんなオレの意思表示に、母親は、「こんなん なにが怖いの〜!」そんな言葉を吐き捨て、オレを追いかけてきた。

手には…カナブン。

糸をつけられ全く迷惑千万な事だったろうに。

かわいそうに、カナブン。

同情しちゃうぜ。

オレはあわてふためき、近所の、おばさんの家に逃げ込んだんだが、勢い余った母親は止まらない。

全盛期のスタンハンセンばりに、ブレーキの壊れたダンプカーの様相だ。

いまだに鮮明に覚えているというか、さすがに忘れられないメモリアル。

あと、これも強烈だったな。

かまどうま 知ってる?

コオロギの種類と聞いたことがあるんだけどさ。

ちょっと、クモっぽいんだよね。

それがまた、オレ苦手だったわけよ。

晩御飯が、カレーライスだったんだよ。

食事中に、コップに水を入れるために、台所に行ったわけよ。

そのときに、「かまどうま」その存在を確認してしまったもんだから、びっくりして、一目散に、さっきまで食事をしていた 食卓に戻ったわけよ。

もちろん、コップに水を入れるという目的は果たしていない。

息子の行動を察して、なにか変だと感づいた母親は気にいらなかったんだろうね。

そういう軟弱な姿勢が嫌いだったんでしょうよ。

いや、絶対に許すまじき姿に映ったんだろうね。

何も言わず、母親は、オレの背後から愛情を注いだわけよ。

Tシャツの首筋から異物混入、直後に背中を水平チョップ。

「ギョエー」

つまり、カレーライスを食べてるオレの首筋から、かまどうまをTシャツの中に入れ、背中から、Tシャツ越しにパシッと叩くという、強行かつ、強硬な手段に、打って出たわけですな。

「こんなくらいで怖いとか言うてたらアカンで、男の子なんやから」

そういう母親に、「むしろ女の子で良いよ〜」とも言うわけにはいかず。

またもや強烈な愛のボディーブローを、ありがたく頂戴したわけ。

そういや〜カミキリ虫という、フィルターを用いた愛情表現もあったな。

父親が、「ほら、カミキリ虫を見つけたぞ〜」と、オレに渡そうとしたわけよ。

さも息子が喜ぶのを想定したかのような笑顔でさ。

しかしながら…

その時の、オレのリアクションときたら分かるとは思うけど、もちろん拒否するわね。

オレッチ苦手なんだからさ。

そしたら、「なにが怖いねん」と吐き捨て、手に持ったカミキリ虫をほっぺたに、グイグイ押し付けてきたわけよ。

いや、怖いとか怖くないとかより、「もう漫画の世界やんけ〜」と、全てを投げ出したくなるような状態。

父ちゃん、母ちゃん、ありがとう。

きっと、オレの行く末を心配するあまりの、過剰とも言うべき愛情表現の数々に感謝しつつ、やっぱり、オレ、いまだ…虫嫌いなままです。

田舎に生まれ育ったくせに、シティーボーイ気どりで、虫なんか苦手〜などと、おどけてしまう奴になっちゃいました。

こんなオレですが、近頃では、ゴキブリを見つけても、怯まず積極的に戦闘するという、スピリットを、おかげさまで、ようやく手に入れました。

そういう意味では、あの頃のスパルタ教育が、オレの日常に生きていると言っても過言ではないです。

時々、こういった懐かしいことを、思い返して話すと、きまって母親は、
「そんな、ひどい事するわけないやん。かなんわ〜アンタ、思い違いも甚だしいわ〜」まったくもって、しらばっくれたかのような、セリフを言い放つ。

オレ 「かなんのは…アンタやがな」 

2人 「どうもありがとう」…と、舞台を降りてしまうかのような、やり取りだ。

そんなこんなで、…とにもかくにも オレは、ウォーキングを始めた。

汗も、疲労も心地いい。

景色を眺めつつ、歩くのも楽しいもんだ。

とにかく オレは、ウォーキングを始めた。
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TERADA闘病記 第18回

2017/07/10 20:20
READY GO < オレのベクトル >


入院して、退院して、通院ってな経験をして思うことは、もし、オレが有名なら、TVカメラや、報道陣が集まってくるのかな〜とかさ(笑)

ドキュメンタリー番組とか制作されるのかな〜とかね。

飽きないな〜。懲りないな〜。

こういう誰にも頼まれていない身勝手な妄想は。

オレが有名だったらな〜

いや待てよ。

売れないバンドマンのオレがやって何が悪い。

待ってても、そんな機会ないなら自分から発信しよう。
 
だいだい、こんな発想で、いままで転がり続けてきた。

せっかく時間が与えられたんだから無駄には出来ないもんな。

復活ライブは来年になるだろうと想定して、
頭に思い浮かべた、映像の流れを組み立ててみる。

早速、オレタチREBEL★ACTIONの映像関係を担ってくれている、RYU・KAJINOに連絡してみる。

オレの頭の中を言葉にして伝える。

とにかく、オレから撮影の連絡あれば全力で臨む気持ちでいたと、嬉しい言葉を聞かせてくれたもんで、そんじゃ〜たっぷり甘えさせてもらいます(笑)ってなるよね。

見切り発車は、いつもの定番、お約束。

バンドで唄うだけが、メッセージじゃないぜ。

ある意味、人生一度の大ピンチが、考え方次第で、人生一度の大バクチに化けるかもしれない。

なんの約束も、アテもないけれど、しこたま現金つっこむ挑戦じゃないなら、やってみるべきだと思って走り続けてきた。

オレの、ベクトル次第で実現するかもしれない、そんな可能性があるなら試してみよう。

後悔っていう、後味の悪さは、できるだけ勘弁願いたいんだわ。

そんな感じで、いまなお青春満喫中さ。




READY GO < 日常的咆哮 F >


いまに始まったことじゃないけどさ、新聞や、テレビを観ていると、改めて思うのが、短絡的な思考回路の持ち主が多いということだ。

もちろん、これまでからも唄の中で、疑問符や怒りを突きつけてきたけどさ。

本当に配慮の足りないというか、他人様に対する配慮、気遣いといったものを持ちあわせていないんだろうね。
 
イマジネーションの低下の、はなはだしい事よ。

人の心を持たない、そんなバカ野郎共が、尊い命を踏みにじる。

毎日、毎日、そんな奴等の狂気の沙汰が知らせとなる。

なんにせよ、そんな時代の、ド真ん中で生きている。

その事実を手前の、どてっ腹で受止めるしかないのだ。

こんな時代に生まれたことを、嘆いてみたって何になる?

信念なきキレイごとなど役立たず。

行動ともわぬ理想論など用なしだ。

それでも、オレは、何も発することが出来ないより、青臭い キレイごとだとしても、本気で言える奴のほうが好きだけどね。




READY GO < 通院治療・最終日 >


抗がん剤治療、放射線治療と、手術前の治療は、ひとまずフィニッシュだ!

放射線 二十七回

まぁ言うなれば二十七戦突破だ〜。

プロレスで言うならば、チャンピオンカーニバルや、G1リーグ戦みたいな。

まぁ…そんな感じだな。

最終日は、プロテクターの圧迫感との闘いにつきるね。

やっぱり、腹部がダブついちゃってね。

どうにかこうにか治療を終えて、少し気持ちも楽になったんだけど。

かなり辛かったもんね。

呼吸するのが苦しかったくらいだよ。

それとは、別の話なんだけどさ、父親が検査続きでね。

こめかみ辺りから顎にかけて、まぁ、首筋といったほうがいいのかな、少し前から、コブのようなものがあって、腫れてきていたもんだからさ。

何回か検査しているんだけどね。

少し腫れている程度だったのが、結構、腫れが大きくなってきているもんで、気になるんだけどさ。

こういうのって続くもんなのかね〜

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TERADA闘病記 第17回

2017/06/10 09:30
READY GO < 著しく増量中 >


自宅療養期間で、不安なのが身体の変化。

体調そのものっていうよりは、はっきりいって体型だね。

最低限の基礎体力は維持しようと思っていても、やはりこれまでの生活とでは、運動量が相当違ってくるからさ。

しかも幸か不幸か、抗がん剤治療の副作用で、あちこちから聞いていた、胸のむかつきや、吐き気からの食欲不振が、オレには全くない。

むしろ食欲旺盛なんだよね。

よって、ガンガン増量中ってな具合であります。

でも体型が変わってくると、何が困るって放射線治療の際に、毎回装着するプロテクターが窮屈になってくるんだよね。

このプロテクターは、治療中に呼吸したときなんかに、腫瘍が動くのを制限するためにと、かなりハードボイルドなくらい、体型にジャストフィットなもんだから、体型が変わると締め付けられる圧迫感が、並じゃないわけよ。

そんなことを言いつつも、あっという間に残り数回で、手術前の治療が一段落するが、これまでとは違う生活の中で、体型、体調を維持するのは至難の業だよな。

通院治療が終われば、抗がん剤治療も一段落する。そうなれば白血球の値も徐々に上がってくるだろうから、ウォーキングでも始めるか。

上下で、8百円というジャージを再入院に備えて、2セット買っておいたし、入院時だけ着用なんて、もったいないからな。

うん。そうしよう。これはこれで新たな楽しみだ。




READY GO < 名古屋メタル野郎machinegunman >


名古屋の仲間から電話。

オレがリスペクトするギタリストの1人でもある。

現在は、ブルース、メタルという方向で、自分の熱に対して真っ直ぐに向き合っている男だ。

豪快に笑う姿も印象的な奴だ。

彼が以前活動していたバンドとは、名古屋、長野、京都、大阪で一緒にライブをしたことがあったんだが、ここ数年、顔を合わせていなかったもんで、ずいぶん久しぶりだったんだけど、すごく心配してくれていてさ。

電話で話してくれていたんだけど、お母さんが癌だったらしくてね、自分で免疫力を高めてさ、生きるために必死になられたんだろうね、余命半年って宣告されてから、数十年たっても御健在だという。

電話口で話している、ギタリストもバイク事故で、足を切断するか否かの状態になったらしいんだけど、自分の回復力を信じ、これまた困難な状況を克服したという。

そんなこともあるんだよな。

勇気が湧いてくるよな。

こういう気持ちってさ。

嬉しかったね。

素直に嬉しかった。

心が、のっかってんだよ。

しっかりとね。

やっぱり、この男はプレイの技術だけじゃなく、人の心に響くものを持ち合わせている、そんなギタリストなんだなって思ったよ。

また久しぶりに、演ろうぜ。

ゴリちゃん。

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TERADA闘病記 第16回

2017/05/10 12:00
READY GO < それぞれの着地点 >


通院の中で、週に1回は採血もあるんだが、白血球の数値は、ずいぶん下がってきている様子だ。

風邪など油断禁物ってわけだな。

治療が進んでいく中で、どうしても身体の気だるさは否定できない。

それを如実に感じ始めていた。

食後に動こうと思っても、ワンクッションが必要になる。

自分に動かなきゃと言い聞かせてから、動き始めるってな感じ。

まったく、なんだかな〜

これが副作用と言えばそれまでだけどね。

腹部と、背中の痛みも自覚症状としては存在している。

ただ夜中に眠れなくなるってわけでもないし、そこまで騒ぎ立てる状態でもないから、治療の途中なんだから、こんなもんだろうと思っている。

昼に寝てしまうことも、多々あるんだが、昼間に身体を横にしてから、8時間も寝てしまっていたのには、さすがに驚いた。

しかも、なんだか、もったいない気分になってしまうのは、この療養期間を、オレが人生一度の超大型・夏休み的解釈をしているからだろうか。

どうせなら楽しむしかない。

満喫するしかない。

うなだれても、へこんでも、泣いても、笑っていても、同じだけの時間が流れるわけだしね。

こういう考え方だからかもしれないけど、よくポジティブだと言われるんだが、オレは、自分自身を、ポジティブだと思ったことは全くない。

ただ、現実に直面して、打ちのめされ、とことん悩んで、落ち込んでも、自分の着地点だけは、見失わないようにしている。

どこか開き直って、なおかつ混乱した自我を整理する。

そしたら己の導火線に着火して、他でもない自分自身を盛りたててやるのさ。

そうでもしなけりゃ、そこから先に進めない、オレは、そんな面倒な奴だから。

自分の面倒臭さを知っているっていう、それだけの話なんだよな。




READY GO < 日常的咆哮 E >


体調は、いままで通りといえば嘘になるけど、治療が進むにつれて生じる、少々の違和感は覚悟していたから、ガタガタばかりも言ってらんないよな。

すべては、希望の出口に辿り着くため!それだけのこと!怖さも、不安もあれば、時に落ち込むときもあるよ。 

そりゃ〜 人間だもん。

それでも、オレは決めたからさ!オレは、決めてんだからさ!唄ってやるってな。

それは…言い換えれば、生きてやるって言葉と、同じ意味なんだよ!

どんな状況であれ、踏ん張っている連中は、みんな闘っている。 

そうだろう?

オレも立ち止まってないってことだ。

ROLL…してるかい?

オレは、いつだって…「YES」そう答えてみせるよ。
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TERADA闘病記 第15回

2017/04/10 22:22
READY GO < 通院治療 途中経過 >


通院治療が始まって、2週間近くが経過した。

やはり相変わらずの便秘。

こりゃ手強いね。

下剤飲んでみたとこで効き目なし。

どうやらこれも副作用の1種みたいだね。

あとは身体が疲れやすくなったってこと。

これまでだったら考えられなかったんだけどさ、ついつい昼寝してしまうんだよな。

1度横になると、3〜4時間は熟睡してしまうんだ。

治療開始前に説明を受けた、副作用のひとつで、白血球の数値が下がり、免疫力が次第に低下していくという事なのかな。

身体を動かすことが、おっくうに感じたりした瞬間が、頭よぎるも、あまり考えすぎないようにしている。

あくまでも体調ありきだから。

それにしても、身体を動かそうとする行為を、面倒に感じるのは、自分の中で腑に落ちない。

なんだか悔しい気もするんだよね。

副作用なんて、ある程度あっても、当然くらいに考えているから、さほど気持ちが滅入ってるわけでもない。

むしろ、この程度なら、まだまだ余裕あるぜってなもんさ。




READY GO < STAND AGAIN >


高校の頃からの友人から電話があった。

オレのブログを見て、オレの状態を知り、電話くれたってわけだ。

ずいぶん心配してくれていたみたいなんだが、オレの声を聞いたら、元気すぎて、半ば呆れていたよ(笑)

数日後、もう1人の友人と見舞いに来てくれたんだが、オレの部屋で3人で集まるなんて、十八年振りくらいになるかな。

久しぶりすぎて照れ臭かったけど、こういうのも悪くなかったよ。

電話してくれた奴の名前は、カヨ アキラ。

REBEL★ACTION結成時のメンバ―でもあり、こいつとは高校の頃から、一緒にバンドやってたわけさ。

カヨから、色んなバンドを教えてもらったな。

カヨの兄ちゃんも、バンドマンだったし詳しかったよ。

REBEL★ACTION活動はじめてからも、さりげなくバンドのことで、アドバイスくれたりしたもんな。

その当時は、全然ありがたみ感じてなかったけどさ(笑)

自分に自信がない時って、素直に言葉が入ってこなかったりするもんね。

カヨの部屋で、ラモ―ンズを初めて聴かせてもらった時に、「ギタ―ソロなくても曲書けるよな」、そんな会話をしたのが全ての始まり。

そこから曲を書き始めたんだ。

オレに、一歩を踏み出させてくれた奴でもあるんだ。

ギタ―ソロなんて弾けないから、考えようもなかったんだけどね。

でもなんとなく踏むこめずにいたんだよな。

そんなオレタチに希望の光を与えてくれたのが、ラモ―ンズだったわけ。

もちろん都合の良い解釈でしかないが、履き違えた勢いと、情熱しか持ち合わせていない、そんな当時のオレには充分すぎる、キッカケになった。

ラフィンノ―ズの、カッコ良さを教えてくれたのも、コイツでね。

「ラフィンやったら、ラフィンロ―ル聴かな、はじまらんで」そう言って、ラフィンロ―ルって、アルバムを再生した。

オレが初めて聴いた、ラフィンノ―ズは、中学の頃レンタルで聴いた、メタリックな雰囲気の「MEAT MARKET」だったわけ、予想していた音と違っていたから、なかなか取っ付きにくくて、聴かなくなっていたんだけど、カヨのおかげで魅力を知ったってわけなんだ。

そんな、カヨと会うのは、3年ぶりくらいだった。

3年前、大雪の日に、大阪・十三Fandangoに、自分の息子を連れて、REBEL★ACTIONを、観に来てくれた以来だ。

その日、オレタチは、The STRUMMERSの、オ―プニングアクトとして出演した日だった。

そういえば、The STRUMMERSメジャ―デビュ―アルバムを、学校帰りに、カヨの家で封を開け聴いたのを覚えている。

ただでさえ、思い入れのあるバンドと一緒の夜だというのに、十代の頃、共に胸を焦がし
聴いていた友であり、元メンバ―が駆けつけてくれたのは、感慨深かったな。

それにしても、久々に再会したけど、あっという間に時間が過ぎたよな。

オレ以外の2人は、結婚もしていれば子供もいる。

でも何にも変わっちゃいない。

いや、変わってないはずなんてないし、変わっていて当然。

もちろん、オレだってそうだ。

ただ3人で話している時間は、あの頃となんら変わりなかったよ。

ただ、1つ決定的に違うことは、3人ともタバコを吸わなくなったって事だよな(笑)
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TERADA闘病記 第14回

2017/03/21 21:00
READY GO < 麻火子 >


実に難しいのが、バランス関係ってもんだ。

この場合、自身のなかで保つべき、バランスというよりは、いわゆる対人関係における調和ってわけ。

他人に対する配慮ってのは、結局 相手側(受け手側)にも、他人に対する配慮がなければ,読み取れない(受け取れない)って事なんだろうな。

まぁ〜それでも、オレは、オレの思う美意識とやらを発信したいと思うんだがね。

それが磨り減っていくだけの行為だとしたら、ちと辛いのも事実。

しかし…これまた性分といえば、それまでか。

他人様の気持ちを読み取るなんて不可能だとしても、そいつが自分にとって大切な奴だというのなら、可能なかぎり同じ温度と、深さで関わりたい。

その場かぎり、後くされなしって意味だけの異性との行為なら、まったく異論なしだけどね(笑)

数日前、十年前に出会った友が、ずいぶん遠い街から来てくれた。

芝居に、詩の朗読に、漫画に、田植えと、落ち着きのない、医療従事者である。

内に外にと、問題意識を持ちながら、数ある矛盾に唾を吐いては、自問自答する、いわゆる、一般的解釈からすると…へんてこりんな奴と思われかねない、そんな素敵なバカである。

とにかくアンテナの感度が良好な奴であるからして、話していても楽しい。

病気も、音楽も、家族も、人生も、夢も、絶望も、天邪鬼な感覚も、セックスも…同列に並べて、希望の出口だけを、ひたすらに探す、それ以外を突破口とは認めない、そんな有り様で言葉を交わす。

互いの、重なりすぎる思考に、「まったくもって バカだねぇ〜」 

…なんて言葉で労いながらさ。

もしも、共通項が何かの理由でチグハグになったとしても、それはそれで興味深く 受け入れて消化できるのかもしれないな。

結局のところ、その人間を受け入れてるか否かって事なんだろうからさ。

自身の根底にある信用や、波長ってもんに準ずるっていう、いたって単純明解な事だと再認識。

まぁ、こんな言葉を並べ立てている、オレの存在も…しかりってわけだよな!

まぁ、そんなことは、百も承知で発信するってわけなんだけれどもさ。




READY GO < カウント4 >


「カウント4」オレがバンドを始めた頃からの先輩である、gangstersの楽曲である。

オレが病気になってからというもの、オレに届けとばかりに、この曲を唄ってくれている
ようだ。

そんな話を、関東のライブハウスに足を運ぶ奴が、さらりと教えてくれた。

THANKS!

粋ってのは、素敵な奴ゆえの呼吸法みたいなもんなのかもね。

だから、なんだか心地よい。




READY GO < BASEMENT A GO GO >


世話になりっぱなしの、ライブハウスがあってさ。

「NANBA Mele」

以前は、ロックライダ―って名前だったんだけどね。

細い階段を降りて地下に行くってわけなんだけどさ。

入院中も、オレの大好きな みうらじゅん著書を、大量に持ち込んでくれてさ、病院には全く不似合いな、ライブハウス オリジナルTシャツを、プレゼントしてくれる、そんなMele。

そんなMeleの、月間スケジュ―ル表、メレマンスリ―に、コラム連載してるんだけどさ、こんな状況でも、なにかしら表現できる機会を与えてもらえてるって、ありがたいことだよな。

自身の活力にもなるわけだしさ。

あの階段を降りて、ドアを開けるまで、もうすぐ時間がかかっちまうけどね〜。

そんな気心しれたライブハウスに、フラッと立ち寄ることがあってね。

おでんを、食べさせてもらったりね(笑)

こんにゃくが苦手なことを伝えておいたから、次からは安心だよな。

色々と気遣ってくれるんだよね。

旅行に行ったら、お土産を送ってきてくれたりするんだよね。

米子に行ったときの、お土産ときたら…ゲゲゲの鬼太郎ポストカ―ドセット。

これまた、たまんない、チョイスだぜ。

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