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zoom RSS TERADA闘病記 第11回

<<   作成日時 : 2017/01/10 14:00   >>

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READY GO < 通院治療開始 >


退院してから、通院での治療が始まった。

週に5日は、放射線治療を行ない、その5日間の中で、採血と、抗がん剤治療(化学療法)が、1日ずつってなスケジュ―ルだ。

実際の放射線治療を行う前に、治療の際に腹部にあてがう、いわばプロテクタ―のようなものを、自分の体型に合わせてかたどる作業があり、その数日後、放射線の照射位置確認の、リハ―サルを済ませた。

脇腹のあたりには位置確認のため、マジックでラインが引かれてある。

これまでより、ぐっと本格的に、治療ム―ド急上昇。

そりゃそうだわな。

なんだか緊張感が漂うね。

オレの場合は、合計9ヶ所から照射するみたいだ。

ノバリスという最新型の放射線治療器での照射らしく、健康な臓器への影響が極めて少ないとのことだ。

放射線治療の際に治療台に横たわり、念入りに位置あわせをしていると、否が応でも、オレの身体って結構…大ごとだよなって痛感させられちゃう瞬間でもあるんだよな。

実際のところ。

ちなみに、この治療台に上がり横たわった際に、パンツをギリギリまで下ろすことを義務づけられるわけです。

はい。

局部ギリギリのラインまでってわけです。

女性の看護士さんが、「失礼します」と、明朗快活に躊躇なく、パンツをズリ下ろした時なんて、なんらかのオプションサ―ビスなのかと、過剰に胸躍らせてはみたものの、もちろん、とりこし苦労以外の何物でもなかったってわけです。

はい。

そうはいっても、念のために、なるだけ小粋なデザインの下着を装着して通おうと、心に決めたわけでございます。





READY GO < 東京→奈良・闘いの先輩 >


通院での治療開始から数日経過。

特に思い当たる副作用もなく過ごしている。

…とはいえ、なんだか便秘気味。

どうやら抗がん剤の副作用の1つとして、個人差はあるようだが、便秘というケ―スもあるみたいだね。

昔と比べれば副作用も、相当少なくなってきているみたいだけどね。

幸い、吐き気や、食欲不振もない。

しかしながら、肝臓の炎症は引きずったままなもんで、重苦しい感じと、いままで(入院前)と比べて、疲れやすい状態ってのは否定できない。

けれども、この程度なら大丈夫。

まだまだ想定していた範囲内ってもんだ。

オレの、東京の仲間に「TRANS FIX」ってバンドがいてね、FUNGUSトリビュ―トアルバム「100PUNX」にも、オレタチREBEL★ACTIONと一緒に収録されている連中なんだけど。

闘いの先輩iNOUE氏に、最初出会った時ってのは、iNOUE氏が、このTRANS FIXで、ギタ―を弾いている時だったんだ。

確か、大塚RED ZONEっていう、ライブハウスだったな。

それから東京に、ツア―で行くたびに駆けつけてくれていたんだ。

今回、オレが病気になったのを聞きつけてさ、東京から奈良まで、とんで来てくれたってわけさ。

自身も数年前に、大変な病気になって、それを克服した闘病の先輩でもあるわけ。

色々と心配してくれていてさ、オレいまいち分かっていない部分も多いもんだからさ(笑)

手術後の定期検査なんかのアドバイスもくれてさ。

そうだな〜あとは、バンドの話を、たらふくしたっけな。

きっと似てるんだよな。

バンドに対する考え方とか、姿勢とかね。

オレ、こんな病気になって思ったんだ。

これから先、もしオレの周りで同じような病気になった奴がいたら、オレがしてもらったようにさ、こんな風に、耳と、心を傾けてさ、同じ深さと温度で話せたらなってさ。

オレで出来るなら肩かしたいなってさ。

それを、傷の舐めあいって言える奴は、痛みを知らないだけの傲慢なだけの奴さ。

誰も1人で生きていけるほど強くもないし、そんな風になる必要もないってば。

痛みってのを味わうからこそ、出会いや、言葉ってものが、ことさら大きな意味を持つってことなのかもな。

しかし、あれだな〜

オレの住んでいる、片田舎の駅の改札で、こんなふうに何度も、iNOUE氏と手を振ることがあるだなんて思わなかったよ。

再会だけを約束して、オレタチは別れた。

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